ぐるりと、 
 さんにん。

GURURITOのこと
大事にしていること
工房のこと
ぐるりと、はじまる。つながる。変わる。

信州の北八ヶ岳、長野県佐久穂町に、GURURITOの三人は、それぞれの出会いと偶然が重なって、ぐるりと辿り着きました。そして東町商店街でずっと地元の皆さんに愛されていた旧あさかわ洋品店をお借りすることになり、ジュエリー工房づくりをはじめました。

工房作りをするにあたって、なるべく新しいものは買わずに、どこかの誰かがずっと大切に使っていたものを受け継ぎ、自分たちの手でじっくり作っていきたいという想いを伝えていると、地域の方や3人それぞれの仲間から、建具や工具、道具、家具など、たくさんの愛着が宿る様々なものがぐるりと集まり始め、そして工房の象徴となる大きな囲炉裏もGURURITOにやってきたのです。

この囲炉裏をみんなでぐるりと囲んで、自分の手を動かしてジュエリーを作る。すると少しづつ、あれ?ふと気が付いたら今まで見た見えていた世界がすこし変わって見え始め、やがてそれぞれの人生がぐるりと大きく変化する。

ぐるりとはじまり、ぐるりとつながり、ぐるりと変わる。

私たち3人がこの佐久穂町へやってきて、たくさんの方の力を借りて自分たちで工房を作り、沢山の方々とジュエリーを一緒に作る毎日の中で、感じはじめていることです。GURURITOを訪れる皆さんにも、同じように感じていただける、そんな工房にしたいと思っています。

ぐるりと、 
 さんにん。

JEWELER

ジュエリー職人

藤森 隆(モーリィ)

TAKASHI FUJIMORI

イタリア・フィレンツェのコンテンポラリージュエリー専門学校にて、ジュエリーデザインと製作を学ぶ。空間を切り出すような立体的なフォルムが特徴。日本ジュエリーデザインアワードなどで受賞。

平野 卓(すぐるくん)

SUGURU HIRANO

ジュエリーの専門学校卒業後、職人として10数年経験を積む。藤森汎より受け継いだ鐵と貴金属を組み合わせる技術を用いた作品を製作。最近の関心は金属にやわらかい表情を持たせること。

平野 未希(みきさん)

MIKI HIRANO

2015-16 イタリア・フィレンツェで彫金を学ぶ。ジュエリー作家としては、イタリアの伝統技法を取り込みながら、自然をモチーフとした繊細なジュエリーを製作。好きな作業は溶接と洋彫り。

大切にしている、 
 3つのこと。

CONCEPT

共生 - ともにいきる

思いを共にする仲間や、地域の人とともに生きる心地よさ、そして人とだけでなく移り変わる四季や自然とも一緒に生きていく、その素晴らしさと難しさを、佐久穂町に移住し、生活を始めて強く感じています。

ともに生きていくために必要なこと、それは自分と相手がお互いにその人らしくあることだと思っています。

誰もが自分らしさとして伝えることが出来、そして相手のその人らしさを認められること。お互いの違いを魅力と感じられること。
そして、お互いの関係や、起こる出来事について、何があっても「ちょうど良い」と思えること。

愛着 - たいせつにくらす

愛着のあるものに囲まれて暮らすのは、本当に幸せなことだなと実感しています。
そして、自分の愛着があるものだけでなく、誰かの愛着が宿ったものを受け継いで使っていくことに、とても魅力と安らぎを感じます。 また、愛着が育つには、時間をかけてたいせつにくらす必要があるんだなと気づかされました。

手触り、肌触り、舌触り、履き心地、座り心地、手応え、振動、匂い、動く空気。目や耳から入ってくる情報ではなく、体が直接感じることを大事にする。

GURURITOで”もの”と接する時間が、そんなことを感じ考えるきっかけになると良いなと思っています。

探究 - まなびつづける

工房でジュエリーを作ったり、畑で野菜を作ったり、取れた大豆で味噌を作ったり。 手を動かし、何かを感じ、それを誰かに伝えること。それが学ぶということなんだなと、気づかされます。

まなびつづけることは、じぶんを知ることであり、自分自身を探究し続けて行けば、必ず見える世界がこれまでと変わってくると思います。

自分の感性に素直になり、何か好きなものを自分の手で形にすること。 GURURITOでのモノづくりをすることで、誰もが少しでも変化を感じることが出来たらいいなと思っています。 そして、その変化の標(しるし)が形に残るものとして、GURURITOで作ったジュエリーをいつも身に着けていただけたら嬉しいです。

ともに愛着を、 
 つくるところ。

KOBO

ジュエリー工房

GURURITOの工房は、元々洋品店だった築60年以上の店舗を、特に、DIYの経験や知識を持たない3人が、GURURITOが大切にする3つのこと、共生、愛着、探究をテーマに、たくさんの仲間や地域の方のお力を借りて、自分たちの手で半年近くの時間をかけてセルフリノベーションしました。

天井を塗り替え、床の古いタイルを剥がしてモルタルを研磨し、洋品店時代に使われていたものも活かし、そしてたくさんの方からいただいた、家具、建具、工具を、成り行きのまま、自分たちの感性に従って配置していき、なるべく新しいものを買わないように、電気と水道工事以外は、プロの力を借りずに、愛着たっぷりの工房を作ることが出来ました。

GURURITOには、どこかでだれかが大切にしていたものを、様々な出会いの中でいただいたものに溢れています。その中でも工房の象徴でもあり、工房の名前の由来にもなった大きな囲炉裏は、元々設置を考えていたものではなく、ある日、譲っていただけることになり、おそらく500キロは超えるだろうと思われる大物を、トラックで3往復して、丸一日かけて運び込んだことは、半年間の工房作りの中でも一番の思い出です。
2021年6月にオープンした後も、少しずつ、思いのまま、出会いのまま、じっくりと工房作りは継続しています。

ぐるりと、 
 辿り着く。

ACCESS

営業時間 10:00 -16:00 木 金 土

長野県南佐久郡佐久穂町高野町2908

gururito.atelier@gmail.com
TEL 050-1203-3009

Google Map 

お車でお越しの方

中部横断自動車道「佐久穂IC」より4分
駐車場4台完備しています
※カーナビでは正確な場所が表示されない場合がありますので、Google Mapでお越しいただくことをお勧めしています。
https://g.page/GURURITO 

公共交通機関でお越しの方

JR小海線「羽黒下駅」より徒歩約7分
(北陸新幹線佐久平駅より9駅35分です)